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「那須のおすすめパン屋 」

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小人は二等兵を引き連れ、年に2,3回は那須を訪れる。

近すぎず遠すぎない距離なので、日帰りのちょっとした小旅行にぴったりなのだ。

今ではすっかり定番のコースが出来上がっているのだが、最近新たに加わった場所がある。

それは、黒磯駅前にある『カネルブレッド』だ。

那須のおすすめパン屋。

ご存知の方も多いと思うが、那須はパン屋の宝庫だ。

有名どころで言うと、『ペニーレイン』や『NAOZO』、そして今回紹介する『KANEL BREAD』だろうか。

(小人が毎回訪れるベーグルのうまい店もあるのだが、それはまた別の記事で)

どこもうまいがそれぞれ特色があるので、那須を訪れた際はぜひ色々と食べ比べてみるといい。

小人も今年は新たなパン屋を開拓しようと模索中である。

いざ行かん、カネルブレッドへ。

黒磯駅の目の前にある、小洒落た建物がカネルブレッドだ。

基本車移動の那須だがここは電車で行けるので、車持ってない組からすると嬉しい立地だろう。

参考までに、ここにざっと基本情報をまとめておく。

住所:〒325-0056 栃木県那須塩原市本町5-2

営業時間:8:00〜18:00(パン販売) / 9:00〜17:00(併設カフェ)

定休日:毎週火曜日

駐車場:5台分

定休日は火曜日だがイレギュラーで休みになることもあるようなので、事前にInstagramやFacebookなどで確認することをおすすめする。

パンは午後には売り切れになってしまうこともあるようなのでご注意を。

人気なためけっこう並ぶこともあるようだが、小人が訪れたときは2回とも並ばずに入れたので、可能ならば平日の午前中に行く方が良いのかも知れぬ。

うまいのに、安い。

今回購入した子たちはこちら⬇︎

わかりづらいとは思うが、後ほどひとつひとつ写真を載せながら紹介してゆくので安心したまえ。

アクシデントによりレシートをもらえなかったため、パンの名前は小人の記憶を頼りにしておる。

大体あっているはず。

金額も記載したかったのだが、さすがに値段までは覚えていないのでご容赦願う。

ただ、全体的にかなりリーズナブルと言っていい値段だ。

たしか13個購入して、3,500円くらいだったような。

これだけ原材料にこだわって作られたうまいパンを、この値段で食べられるなんて感動ものである。

ここ数年で出会ったパン屋の中で、一番のお気に入りだ。

カネルブレッドのパンはうまい。

カネルブレッドは<素材の味が引き立つシンプルなパン>が多い。

ハード系を多く扱っているが、“日本人向けのハードパン”と言う感じだ。

口の中を流血することも、顎を粉砕することもないのでとても食べやすい。

吸水率が高く、ふんわりもっちりとした食感が特徴で、カネルブレッドならではのこの食感にはまってしまう人も多いはずだ。

(かく言う小人もその一人)

原材料にもこだわっているようで、小麦やライ麦はすべて国産のものが使われているらしい。

それでは、気になる味の感想を紹介していこう。

最初に言ってしまうが、全部うまかった。

ロデブ

吸水率約100%の、食べやすいハードパン。

焼かずにそのままスライスして食べてもよし、リベイクしてもよし。

そのままだと水分量の多い生地のしっとりもちもち感を楽しめる。

サンドウィッチにもぴったりなパンだ。

リベイクすると皮目が香ばしくカリッとして、全粒粉の香りがより引き立つので、個人的にはリベイクがおすすめ。

皮目と内側の食感の違いや、豊かな香りを堪能できるのだ。

あんバターサンド

写真の右端に位置するのが、みんな大好き(偏見)あんバターサンド。

バターもあんこもたっぷり入っていて、ボリューム満点だ。

北海道産の小豆を使用したあんこは、ほどよくペーストされた粒あん。

バターの塩味はあまり感じなかったので(無縁バター?)、あんこの甘味をしっかり感じられるあんバターサンドである。

個人的に感動したのはあんこでもバターでもなく、柔らかくモチっとしたパン生地(キタノカオリ)。

これがすこぶるうまい。

何も挟んでいないタイプもあるので、こちらも購入することをおすすめする。

ドーナツ

甘さ控えめの、どこか懐かしい感じがするドーナツ。

生地はふわふわ系ではなく、口が砂漠化する系。

だが決してパサパサしているわけではなく、しっとりとしていて口溶けなめらか。

牛乳と一緒に食べたいドーナツだ。

クロワッサン

何層にも織り込まれた生地はサックサクで、こぼさず食べるのは不可避。

皿の上に散らばった欠片すら、パリパリサクサクでうまい。

咀嚼するたびにバターの良い香りが口の中に広がるが、くどさは皆無。

胃もたれしない系のクロワッサンであった。

栗のカンパーニュ(ハーフサイズ)

渋皮栗がゴロゴロ入った、季節限定のカンパーニュ。

栗はほっくりと甘く、生地はしっとりもちもち。ほんのりと酸味も感じられる。

そのままでも充分うまいが、個人的にはリベイクして食べるのがおすすめ。

皮目がパリッと香ばしくなり、全粒粉と栗の良い香りがより引き立つのだ。

また秋になったらリピート決定である。

クリームパン

個別の写真を撮り忘れてしまったので、わかりづらくてすまねぇ。

少し小ぶりの、まるっとしたクリームパンだ。

黒糖風味の生地の中に、トロトロではなくしっかりめのカスタードクリームが入っていた。

甘い系のパンが好きな人にはおすすめだが、他のパンと比べてしまうと特出している部分はなかった印象。

塩バターパン

いろんなパンを食べたが、一番衝撃だったのがこの塩バターパン。

見た目はなんの変哲もないパンなのだが、とにかく食感が面白い。

ふわふわ系かと思いきや、口に入れると驚くほどしっとりとしていて、とにかくモチモチがすぎる。

空気を含むというよりは水分を含んでいるような食感で、密度が高いのだ。

塩バターパンはいくつか食べたことがあるが、これまでにない食感で見事にハマってしまった。

毎回欠かさず買うパンリストの上位組である。

カネルブッレ

カネルブレッドにはシナモンロールが2種類あるが、特におすすめなのがこの「カネルブッレ」。

グレーズがたっぷりかかった日本でよく見るタイプではなく、発祥の地であるスウェーデンのシナモンロールだ。

生地とフィリングは甘さ控えめ。口に入れるとシナモンとカルダモンの香りが広がり、とてもうまい。

シナモンロールは甘すぎるから苦手・・・という人も、これならぺろっと食べられるだろう。

小人のお気に入りのひとつだ。

伊予柑ロール

今回初めて購入してみた伊予柑ロール(手前)。

生地はふわもち系で、たっぷりとまぶされたケシの実の香ばしさがアクセントになってうまい。

伊予柑は一部分にしか練り込まれていなかったが、生地そのものがうまいので特に物足りなさは感じなかった。

伊予柑(ドライフルーツ)はしっかりと甘めだが、最後に口の中にふわっと広がるほろ苦さがちょうど良き。

チーズフォカッチャ

ゴーダチーズとグリュイエールチーズを使った、大きなフォカッチャ。

しばらく冷凍していて乾燥したのか、焼くと表面がパリッパリになった。

外はサクサクパリパリ、中はふんわり系。

チーズは上に乗っているだけなので正直そこまでチーズ感は強くないが、個人的にはこのくらいがちょうど良かった。(チーズ狂いには物足りないかも)

たっぷりとまぶした黒胡椒がピリッと辛くて良いアクセントに。

うまいことはうまいが、前回購入したもうひとつのフォカッチャ(オリーブとドライトマト)の方が好みであった。

角食

今回初めて購入してみた食パンのハーフサイズ。

近年流行の高級食パン系(柔らかくて甘いやつ)とは違い、「食パンと言えばこれでしょ!」という王道の食パンであった。

生クリームや砂糖で変に甘くしていないので、そのまま食べるとふわっと小麦の風味を感じられる。

シンプルな味わいなので卵やベーコンなどのしょっぱい系でも、あんこやジャムなどの甘い系でもなんでもござれだ。

もちろんバターを塗ってトーストしてもよき。

小人はこのトーストにお手製の発酵あんこをたっぷりと塗って食べてみたが、とてもうまかった。

取り寄せもできる。

カネルブレッドはオンラインで取り寄せもできるので、直接買いに行けない人でも食べることができる。

パンの詰め合わせセットは3,000円と5,000円の2種類

<KANEL BREAD公式HPより引用>

その日焼き立てのパンを、食パン・ハードパン・お食事パン・おやつパンとバランスよく選んだおまかせセットだ。

「内容を選べないのか」と不満に思うかも知れないが、ここのパンは何を食べてもハズレがないので安心したまえ。

ちなみに送料はこんな感じ⬇︎

<3,000円分>全国一律1セット900円/冷蔵便・冷凍便1,100円

<5,000円分>全国一律1セット1,100円/冷蔵便・冷凍便1,300円

シンプルでうまいパンを食べたい方は、ぜひカネルブレッドをお試しあれ。

KANEL BREAD公式HP

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