フードコートやレストランを展開しているクリエイト・レストランツ・ホールディングス。
こちらの株主優待を使用し、我々はついに“高級ステーキ店”デビューを果たしてしまった。
普段こんなにリッチな店にはあまり行かないので緊張したが、ステーキはうまかった。
こんな人におすすめ
今回紹介するステーキハウスは、通称クリレスの優待を持っている人の中でも、特にこんな人におすすめ↓
- 優待券が1万円以上ある
- 使用期限が迫っているので、一気に全部使ってしまいたい
- 他の対象レストランは行き尽くしてしまった
我々は今回2万円分以上の優待券の期日がすぐそこまで迫ってきていたので、まさに渡りに船。
見つけてくれた夫氏に大感謝である。
できればひとり1万円分くらいは欲しいところだが、ランチならもう少しお手頃なメニューもあるので、ぜひ最後まで読んでくだされ。
Morton’s The Steakhouse モートンズ ザ ステーキハウス
東京駅丸の内口から徒歩5分ほどの「二重橋ビル」の2階にある、高級ステーキ店「モートンズ ザ ステーキハウス」。
1978年にシカゴで誕生し、アメリカの他にメキシコやカナダ、香港、シンガポールなど、世界中に展開している有名なステーキハウスだ。
高級店ということは事前リサーチで理解していたが、予想以上にリッチな店構えに手汗が止まらない。
案内された席に座ると、窓の外にはブリックスクエア周辺の景色が。
昼間は日差しがたっぷりと差し込む明るい空間だったが、夜だと雰囲気がガラッと変わりそうだ。
気合を入れたデートにも最適なのではなかろうか。
普段使いできる人はそう多くないと思うが、プロポーズや記念日などのここぞというタイミングにもおすすめ。
ちなみに我々が訪れたのは、祝日のランチタイム。
11時代に予約をしたからか、店内はかなり空いていた。
ちなみに予約は食べログでできるぞ。
今回頼んだメニュー
さすが高級店だけあって、メニューの説明がとても丁寧。
全体的に量が多いということや、パンは食べきれなければ持ち帰れるということ。
二人ならサラダかスープどちらかでもいいかもしれないなど、迷う我々に優しくアドバイスをしてくださった。
お肉は実際にサンプルを見せながら説明してもらえるし、サラダは事前に取り分けるかどうか、お肉は焼き加減や切り分けるかどうかなども、ちゃんと訊いてくれる。
もちろんアレルギーがあるかどうかの確認もバッチリだ。
型通りの提供ではなく、客に合わせて量や提供方法、タイミングなども臨機応変に対応してくれる感じも流石といったところ。
わからないことがあれば何でも丁寧に教えてもらえるので、迷ったらお店の方と相談しながら決めるのも手だ。
そして今回頼んだメニューはこちら↓
- ノンアルコールロゼ:1,000円×2杯
- ツナタコス:1,800円
- モートンズサラダ:1,800円
- フィレミニョン (12oz):15,000円
- サービス料:10%
公式HPにメニューは載っているので、他のメニューを知りたい人はこちらをクリック↓
オニオンブレッド
まずはロゼで乾杯。
オニオンブレッドは想像以上に迫力のある大きさ。
外側はパリパリ、中はふわっとしていて、鼻から抜けるオニオンの香りがたまらない。
これだけで無限に食べられるが、ここはグッと我慢。
パン屑をテーブルに撒き散らしてしまうのは避けられないが、恥ずかしがることはない。
近くの席を接客中のお店の方が、ササっとテーブルを綺麗にしながら、
「パン屑がこぼれるのはよく焼けている証拠なので、むしろこちらとしても安心なんですよ」
と言っているのが聞こえて、思わず安堵の涙がこぼれそうになってしまった。
「庶民はパンもきれいに食べられないのか」と心の中で毒づかれていたらと心配していたのだが、杞憂に終わったようだ。(本音はわからないけど)
ちなみにオニオンブレッドは半分だけいただいて、残りは持ち帰りにしてもらった。
その日の夜にオーブンで軽く焼いてから食べたのだが、けっこう乾燥してパサパサに。
蒸籠や蒸し器がある人は、軽く蒸してから食べたほうがおいしくなる気がする。
お店でおいしいうちに食べてしまいたいという人は、オニオンブレッド分のお腹も考慮してメニュー構成を考えよう。
ツナタコス
夫氏が所望した、アペタイザーのツナタコス。
私はツナ缶のほうの“ツナ”を想像していたので、見た瞬間に阿呆な自分を恥じた。
ツナと言ったらマグロだろう。ツナフレークのわけないだろうが。
こっそりと隣の夫氏に自分の勘違いを告白すると、まさかの彼も同じ勘違いをしていた。
揃いも揃ってポンコツである。
肝心の味はというと、めっちゃうまい。
添えてある野菜ですらうまい。
カリカリザクザクのタコスと、濃いめの味付けされたマグロのトロッと感がとても良く合っている。
隣のピリ辛ソースをかけると、一気にメキシカンな雰囲気になってこれまた美味。
ちなみにタコスは3個なのだが、注文の際に「分けやすいように4個に、あるいは2個にすることも可能ですよ」とお店の方が気を利かせてくれた。
我々は結局そのままにしたが、人数に合わせて調整してもらうことも可能なようだ。
モートンズサラダ
お次はモートンズサラダ。
取分けをお願いしたので、これが一人分の量だ。
レタスとゆで卵とアンチョビ、というシンプルなサラダだが、アンチョビの塩味と黒胡椒の香りが良いアクセントになっている。
ちなみに黒胡椒は、アメリカンサイズの大きなミルを使って目の前でかけてくれた。
パフォーマンスも兼ねているのだろうが、緊張しっぱなしの我々は、
「わっ…..大きいね……」
くらいしか言えずに申し訳なかった。
フィレミニョン センターカット
そしていよいよメインのステーキ。
フィレミニョンは、三つのサイズから選べる。
- 6oz(170g):8,000円
- 8oz(230g):12,000円
- 12oz(340g):15,000円
今回はシェアするので一番大きい12ozをチョイス。
我々はカッティングをお願いしたが、自分で切って食べたい方は塊のまま提供してもらうことも可能だ。
焼き方はミディアムレア。
中心部はけっこうレアっぽかったので、気になる人はしっかりめに焼いてもらったほうがいいのかも。
好みを伝えれば、快く対応してもらえるはずだ。
フィレミニョンは脂身がほぼなく、赤身を楽しめるステーキ。
味付けはとてもシンプルで、肉そのものの力強い味わいを堪能することができる。
香ばしく焼かれた外側と、しっとりと柔らかく、それでいてほどよい弾力の内側。
それぞれの焼き加減の違いを楽しめるのもよい。
すでに多少お腹が膨れつつあったのだが、こちらは全く脂っこくないので余裕で完食できた。
他にも「ロブスタービスクスープ」や「パルメザンチーズとトリュフのフレンチフライ」、デザートなど気になるメニューが目白押しだが、我々のお腹ではこのくらいが限界。
次は違うメニューも試してみたいところだ。
ランチセットメニュー
クリレスの優待は持っているけれど、そんなにたくさんはないのだよ。
という人でも、諦めてはいけない。
アラカルトでサイドメニューやステーキを頼むと軽く一万円は超えてしまうが、まだ希望はある。
それが「サラダorスープ」と「選べるメイン」がセットになった、ランチ限定のメニューだ。
詳細は公式HPのメニューで確認してもらいたいのだが、で、メインの中で一番お手頃な「クリスピーチキンBLT」だと、3,400円で食べることができる。(サービス料はたぶん別)
オニオンブレッドもついてくるようなので、お腹的にも十分満足できるはずだ。
ぜひ一度検討してくれたまえ。
クリレスの優待でモートンズに行こう!
全体的に値段は高めだが、雰囲気・料理・ホスピタリティ、どれをとっても値段に見合う満足感が得られて大満足。
初めてだったのでめちゃめちゃ緊張したが、高級感がありつつも、慣れればかしこまらずに楽しめそうな雰囲気もある。
(我々のテーブルを担当してくれた方が丁寧ながらもフレンドリーな接客だったので、そう思っただけかもしれないが)
カジュアルドレスコードを設けているので、Tシャツや短パン、サンダルなどは避けたほうが無難。
せっかくなので、普段よりも少しおしゃれをして、非日常感を楽しもう。
ちなみに、ベビーカーを押したご家族も来店していたので、小さいお子さん連れの方も楽しむこともできそうだ。
臨機応変に対応してくれそうなので、何か心配事やリクエストがある人は事前に相談しておくのもいいかもしれない。
クレリスの優待をお持ちの方は、この機会にちょっとリッチな体験をぜひ。
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