Coffee

ルワンダコーヒー専門店「DEER COFFEE ROASTERY」のコーヒー豆をお取り寄せ

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※あくまでコーヒー素人による感想です。

DEER COFFEE ROASTERY

今回のお取り寄せコーヒーは、北海道を中心に活動している「DEER COFFEE ROASTERY」さん。

ご夫婦で営まれているルワンダコーヒー専門店で、実店舗はなく、ECサイトにて豆の販売を行っています。

ルワンダはアフリカの中部に位置する小さな内陸国で、「千の丘の国」と呼ばれる美しい自然豊かな国。

内戦が終結した2000年以降は、スペシャルティコーヒーの生産において成長を遂げた国でもあります。

コーヒーの栽培環境にも恵まれ、政府主導で品質にもこだわっているため、安定した質の高さでも有名ですよね。

実はルワンダ産のコーヒーを飲むのは今回が初めてで、とても楽しみにしていました。

ルワンダコーヒー専門のショップということで、高まる期待。

シングルオリジンの中でもかろうじてSOLD OUTになっていなかった下記の2種類を、今回は購入してみました。

  • UMRAGE 100g:1,100円(税込)

  • Ejo Heza Organic:1,000円(税込)

 

DEER COFFEE ROASTERY

 

配達日数

・注文日:2024/9/7

・到着日:2024/9/16

土曜日に注文して、月曜日の午前中に届きました。

だいたい9日ほどですね。(関東住み)

ちなみに、日付指定や時間指定はできませんでした。

 

送料

今回の送料は185円。

北海道からということでけっこう送料がかかるのではと思っていたのですが、全国一律でこの送料みたいです。

(クリックポストの場合。ゆうパックは地域によって送料が異なります)

送料が安いとお取り寄せもしやすくて嬉しい。

 

決済方法

オンラインショップでの決済は、

クレジットカード/コンビニ決済/Amazon Pay/d払い/au かんたん決済/PayPal

などの方法がありました。

今回は「Amazon Pay」で購入。

 

情報量

コーヒー豆を購入するときに重視しているのは、情報量の多さ。

「DEER COFFEE ROASTERY」さんのコーヒー豆は、これまでで一番情報量が多かったです。

エリア名、精製方法、品種、焙煎度合いなどはもちろん、乾燥方法や収穫時期まで記載があるのは初めて。

公式HPには産地の詳細な情報も載っているので、このコーヒーがどのような過程を経て手元に届いたのかを知りたい方はぜひそちらも見てみてください。

“生産者のストーリーを届けたい”という強い思いやこだわりが伝わります。

 

焙煎日

・UMRAGE :2024/9/14

・Ejo Heza Organic:2024/9/14

注文後に焙煎されたものが届きました。

焙煎日がきちんと記載されているのも魅力のひとつです。

 

おすすめしたい人

「DEER COFFEE ROASTERY」さんのコーヒーは、こんな人におすすめ↓

・特定の産地に特化したロースターをお探しの方
・高品質なルワンダコーヒーを堪能したい方
・一杯のコーヒーができるまでのストーリーと共に味わいつくしたい方

「DEER COFFEE ROASTERY」さんは、ルワンダコーヒー好きにおすすめなロースター。

同じルワンダの豆でも味わいが異なるので、ぜひ何種類か買って飲み比べもしてみてください。

公式HPには「一杯のコーヒーの長い道のり」をまとめたページもあるので、そちらもぜひ読んでみて欲しいです。

私はこれを見て、以前読んだ『珈琲の世界史』に書かれていた

“一杯のコーヒーの中に溶け込んだ数々の「物語」を知ることで、コーヒーのおいしさの感じ方が違ってくる”

という言葉を思い出しました。

(味覚研究の分野では、これを「情報のおいしさ」と呼んでいるそうです)

コーヒー豆を大切に育ててくれる生産者がいて、そのおいしさを最大限届けようというロースターがあって。

そうしてようやく私たち消費者のもとにおいしいコーヒーが届けられるのだと思うと、なんだか感慨深いですね。

コーヒー豆は安く手軽に買うこともできますが、私はやっぱりこんなふうに使命感を持って生産者と消費者を繋いでくれるロースターさんから買いたいなと改めて思いました。

こちらでコーヒーを買われた際は、ぜひ生産地の物語も一緒に味わってみてください。

 

UMRAGE:中煎り

【コーヒー豆情報】

国:ルワンダ

地域 :南部フイエ

農園:小規模農家

品種:赤ブルボンアラビカ

精製方法:ウォッシュド

焙煎度合:中煎り

【感想】

まず最初に感じたのは、柑橘類を彷彿とさせる柔らかい酸味と甘味。

おなじ柑橘系でも、エチオピアの豆のようなオレンジ感ではなく、みかんという感じです。

口当たりはとてもクリーンな印象。

苦味はそこまで感じられず、コーヒーというよりまるで紅茶のような味わい。

軽やかにコーヒーを飲みたいときにぴったりな一杯でした。

どっしりとした飲みごたえのあるコーヒーよりも、爽やかに飲めるコーヒーが好きな人におすすめです。

コーヒー豆が入っていた袋からはまるでほうじ茶のような香りがして、それも不思議。

 

Ejo Heza Organic:中煎り

【コーヒー豆情報】

国:ルワンダ

地域:西部ルチロ郡

農園:女性グループ Ejo Heza

品種:ブルボン種

精製方法:ウォッシュド(無農薬)

焙煎度合:中煎り

【感想】

おなじルワンダの豆ですが、最初に飲んだ豆とこちらとでは印象がかなり違って驚き。

まず最初に来るのははちみつのような甘味で、口当たりはまろやか。

こちらはみかんというよりは、グレープフルーツを彷彿とさせる酸味や香り。

全体的に柔らかい印象のUMRAGEと比べると、酸や渋みが少し前に出てくるような印象です。

渋みや苦味の感じは、まるでレモンのよう。

紅茶というよりは、日本茶よりの雰囲気を感じました。

(ちなみに袋からは玄米茶の香りがしました笑)

どちらもとても美味しかったですが、個人的には最初に飲んだ豆の方がより好み。

 

まとめ

最後に、お取り寄せをしてみて感じた「DEER COFFEE ROASTERY」さんの特徴をまとめてみました。

・こだわりのルワンダコーヒーを堪能できる
・使命感を持って生産者と消費者を繋げてくれるロースター
・SOLD OUTの商品も多い
単品の豆は売り切れになっている商品も多かったので、欲しい豆がある場合は早めの購入をおすすめします。
また、毎月異なる2種類のコーヒーが100gずつ届くお得な定期便もあるので、そちらもぜひ。
(ドリップバッグの定期便もありました)
ちなみに今回感動したのは、ロースターの方の対応。
注文から届くまでに1週間以上かかったのですが、そのお詫びにこんなおまけをつけてくれました↓
ルワンダの紅茶とタイティー。どちらも飲んだことがないので楽しみです。
遅れるといってもそこまでではないのに、こんなふうにメッセージとともに同封してくれたことが嬉しくて。
生産地やそこで働く人々に寄り添う素敵なロースターだなと思っていましたが、消費者に対しても誠実なところにも感動してしまいました。
今回初めて飲んでみてルワンダのコーヒーも好きなことがわかったので、また購入しようと思います。
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