美容や健康によいと言われている「大豆」。
ビタミン・イソフラボン・食物繊維などが豊富なため、
積極的に摂りたい食材だ。
とはいえ、過剰摂取には要注意。
なんでも適量が一番である。
最近よく見かける。
ここ最近、スーパーで見かける「大豆粉」。
「おからパウダー」は以前からよく見かけるが、
大豆粉はあまり馴染みがない。
小麦粉の代わりに使えるのではと思い購入したが、
小人は頭にはひとつの疑問が浮かんだ。
「おからパウダーと、何が違うのだろうか?」
「おからパウダー」と「大豆粉」はどう違う?
どちらも大豆製品ということで大差ないと思っていたが、
調査によると製法や栄養価が異なるようだ。
そもそも「おから」とは、豆腐や豆乳を作る際に残った搾りかすのこと。
つまり、おからを乾燥させたものが「おからパウダー」なのだ。
対して「大豆粉」は、大豆をそのまま粉末状にしたもの。
大豆粉は、小麦粉・米粉に続く「第三の粉」とも呼ばれているらしい。
原料は同じだが含まれる成分にはけっこう違いがあるため、
何の成分を摂取したいのか、どんな効果を期待するのか?
という目的の違いによって選ぶとよいだろう。
大きな特徴としては、
- おからパウダー:食物繊維が豊富で、低糖質&低カロリー。
- 大豆粉:植物性たんぱく質が豊富。
こんな感じだ。
大豆粉は加熱調理が必要なため、
小麦粉や米粉の代わりに料理やお菓子作りに使うとよい。
大豆粉のパンケーキ。
ということで、早速大豆粉を使用した
グルテンフリーのパンケーキを作ってみた。
<撮影:小人>
<撮影:二等兵>
(二等兵の方がうまく撮れている。ぐぬぬ。)
あまり期待はしていなかったのだが、
想像以上に見た目はパンケーキになった。
一口頬張ると、なんとも言えない素朴な味が。
最初は結構大豆風味を感じるが、
(おからの匂いが無理は人は苦手かもしれぬ)
食べていくうちにあまり気にならなくなった。
2回目は潰したバナナを混ぜ込んで作ってみたが、
正直特に変化はなし。
生地に入れるのではなく、添えて一緒に食べた方が断然うまい。
少しモソモソした食感になるため、
気になる場合は米粉を少し入れるとよいだろう。
二等兵は米粉入りの方がお気に入りみたいだ。
アレンジ自由なレシピ。
適当に作っているのでなんとなくのレシピだが、
ざっとこんな感じだ。
・大豆粉 50g
・ベーキングパウダー 3g
・ラカントS 10g
・全卵 1個
・水 80-90㎖
ラカントSの代わりに、きび砂糖やはちみつでもよい。
バナナと食べることを想定しているため、
甘さはかなり控えめにしてある。
水を使うと軽い食感になるが、
しっとりさせたい場合は牛乳や豆乳でも構わない。
好みに合わせていくらでもアレンジ可能なレシピだ。
作り方は簡単。
材料を全て混ぜてフライパンで焼くだけ。
焦げやすいため、弱火で焼くのがコツである。
腹持ちがよい。
小麦粉の代わりに米粉を使用したレシピも多くあるが、
カロリーや糖質が気になる人間は大豆粉を試してみては?
大豆特有の独特な風味が気になる場合は、
シナモンやココアパウダーなどの香りが強いものを
一緒に使うとよいかもしれぬ。
大豆粉で作ると腹持ちが段違いでよいので、
朝食べると昼過ぎまでお腹が鳴らない。
スーパーの小麦粉や米粉のエリアに置いてあると思うので、
ぜひ一度料理やお菓子作りに使ってみてはいかがかね?