最近、スーパーやコンビニで
「セルフレジ」が導入されつつある。
近所のスーパーでも店員さんのいるレジが減り、
セルフレジが何台か導入された。
それでも一般のレジに並んでいる人が多数だが、
小人は毎回嬉々としてセルフレジを使用している。
セルフレジのメリット。
セルフレジを導入する<店側のメリット>としては、
- 人件費の削減
- 混雑回避
- 衛生面の強化
- キャッシュレス決済への対応
などが挙げられる。
「客側にはメリットがないじゃあないか」
と思っている人もいるかもしれないが、意外とそうでもない。
客側のメリットとしては、
- レジの待ち時間削減
- プライバシーの保持
あたりだろうか。
購入品数が少ない人は、長蛇の列に並ぶよりも
セルフレジを利用した方が待ち時間が少なく済むだろう。
購入したものを知られたくない人にとっては、
“プライバシーが守られる”という点でメリットがありそうだ。
そしてここからは、実際にセルフレジを利用している
小人自身が感じているメリットを紹介しておこう。
罪悪感からの解放。
我が家は週に一度、スーパーへ買い物に行く。
ちょこちょこ買いではなく、一週間分まとめ買い派だ。
そのぶん量も凄まじいので、レジに持って行くたびに、
ほんの少しの罪悪感を感じていた。
逆の立場だったら、小人は間違いなくげんなりしているだろう。
セルフレジが導入されたことにより、
その罪悪感を感じなくなったのは大きなメリットだ。
後ろで待つ人の「早くしろよ」という苛立ちに怯えることもない。
「セルフレジ、万歳!」なのである。
ストレスからの解放。
とてもテキパキとしていて、作業は丁寧で的確。
というベテランの店員さんにあたれば幸運だ。
だが実際、そうでない場合も多い。
店員さんにやってもらっていた頃は、作業が雑な人にあたってしまうと
「あぁ・・・卵が・・・」「なぁぁ・・・魚が・・・」
とヤキモキすることも多かった。
だが、セルフレジならばこんなストレスとも無縁だ。
卵が割れようが、魚が潰れようが、全ては自分の責任。
他人に対してストレスを感じずにすむならば、その方がよい。
「セルフレジ、万歳!」なのである。二回目
意外と楽しい。
我々は手慣れたもので、
二等兵がバーコードをピッとし、小人がエコバックに詰める
という作業が、阿吽の呼吸で行われている。
最近では、何も言わずとも二等兵は小人の欲しいものを察してピッとしてくれる。
賢いものであるな。
商品を詰める作業を面倒だと思う人もいるだろうが、
小人はパズルみたいでけっこう好きだ。
寸分の狂いもなく収納できたときは、達成感に満ち溢れる。
最初は戸惑うかもしれぬが、慣れてしまえばスムーズにできるので、
ぜひ一度試してみてはどうかね?
よくセルフレジで楽しそうにしている子どもを見かけるので、
今年の夏休みはテーマパークではなく、
ぜひスーパーのセルフレジに連れて行ってあげよう。