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New Open!「OGAWA COFFEE LABORATORY 麻布台」に行ってみた感想

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※あくまでコーヒー素人による感想です。

「OGAWA COFFEE LABORATORY麻布台」

2024年3月に麻布台ヒルズにopenした、桜新町・下北沢に続く「OGAWA COFFEE LABORATORY」の新店舗。

(京都に本店を構える「小川珈琲」が東京に出店した実験的な店舗)

今回はこちらでコーヒー豆2種類を購入してきました。

場所はガーデンプラザC B1F「麻布台ヒルズマーケット」内。

コーヒー豆の販売に特化した、スタイリッシュでコンパクトな造りの店舗でした。

 

特徴

コンセプトは“世界にひとつだけのオリジナルコーヒーが作れるビーンズサロン”。

豆の販売がメインですが、ホット/アイスコーヒーをテイクアウトすることも可能です。

(エスプレッソやカフェラテなどはないのでご注意を)

「OGAWA COFFEE LABORATORY麻布台」の特徴をまとめると、こんな感じ↓

・バリスタの方と対話しながらコーヒー豆を購入できる
・生豆を選んで、その場で好みに合わせて焙煎してもらえる
・オーダーメイドでオリジナルブレンドを調合できる
・試飲ができる(有料)

てっきりオリジナルブレンドを作るのがメインのショップだと思っていたので、ハードルが高そうと緊張していたのですが、杞憂でした。

焙煎からブレンドまで自由にアレンジすることも可能ですが、あらかじめ用意されているシングルオリジンやブレンドをそのまま購入することも可能です。

最初に「こんなこともできますよ」と説明はしてもらえますが、無理にすすめられるということもなかったので、ただ豆を買いたいだけの方もご安心を。

オリジナルブレンドに興味がある方は、こちらの記事が参考になると思います↓

シングルオリジン豆を自由にブレンドして飲む!? 小川珈琲が麻布台ヒルズに新コンセプトで出店!|Pen Online
小川珈琲の最新コンセプトショップ、「オガワコーヒー ラボラトリー アザブダイ」。小川珈琲は京都の老舗である。店舗数の多いカフェ運営も、全国に卸すコーヒー豆の製造も京都が中心。その彼らが地元でなく東京に...

 

購入品

今回購入したのは、シングルオリジン2種類。

・エルサルバドル:1,850円(100g)

・ブラジル ベレーダ:1,050円(100g)

こちらのリストを見ながら、バリスタの方と相談して決めました↓

豆の種類は、シングルオリジンが13種類、ブレンドが9種類。

シングルオリジンは、ブラジル・エチオピア・コスタリカなどが中心の、わりとベーシックなラインナップでした。

(カフェインレスもあります)

豆は100gから購入可能。

今回は焙煎済みのものを購入しましたが、生豆を選んでその場で焙煎してもらうこともできるそうです。

 

情報量

コーヒー豆を購入するときに重視しているのは、情報量の多さ。

「OGAWA COFFEE LABORATORY麻布台」のコーヒー豆は、

エリア名、農園名、標高、精製方法、品種、焙煎度合いがきちんと記されています。

裏面にはチーフバリスタの方のコメントも載っていて、こちらも読むのが楽しい。

一つだけ気になるのは、焙煎日がわからない点。

家に帰ってから焙煎日がどこにも記されていないことに気づき、その場で確認すればよかったとちょっと後悔しました。

次からはちゃんと確認しようと思います。

 

飲んでみた感想

それでは早速、実際に飲んでみた感想を。

ちなみにコーヒー豆と一緒にレシピもつけてくれました。

コーヒーの粉も付いていましたが(写真右)、これはどうするものなのだろうか……

※どちらもペーパードリップで抽出しました。

 

エルサルバドル ロスアルペス:浅煎り

しっかりと完熟したコーヒーチェリーを、ひとつずつハンドピッキングで収穫しているというこちらの豆。

浅煎りが苦手だというバリスタの方も、こちらの豆は飲みやすくて好きとおっしゃっていました。

はちみつのようなまろやかさもあり、甘味をしっかり感じられて飲みやすいのだとか。

小川珈琲は深煎りメイン(?)なのか、個人的には浅煎りというより中煎りくらいの印象を受けました。

同じ浅煎りでも、お店によって全然度合いが異なるのでおもしろいですよね。

【コーヒー豆情報】

エリア:サンタアナ

農園:ロスアルぺス農園

品種:ブルボン他

精製方法:ウォッシュド

焙煎度:ライト

【感想】

まず最初に酸味がふわっと口の中に広がりますが、スッと消えてコクと苦味にバトンタッチ。

冷めてくるにつれてはちみつのような甘味がほんのり出てきて、口当たりもまろやかになります。

温度によって、味わいだけでなく口当たりまで変わるのが楽しい。

酸味は柑橘系というよりは、ベリー系あるいはチェリーのような甘酸っぱい感じです。

全体としては、浅煎りと中煎りの良いとこどりをしたような、バランスよく飲みやすい豆という印象でした。

たしかに酸味の強い浅煎りが苦手な人でも飲みやすいだろうなと納得。

コクと苦味もほどよくあるので、中〜深煎りが好きな人にもおすすめです。

 

ブラジル ベレーダ:中煎り

“シナモンのようなやさしい香り、ココナッツのような甘さ、メープルシロップのような口当たり”

というキャプションに惹かれて選んだのは、ブラジル ベレーダの豆。

バリスタの方曰く「デイリー使いしやすい豆」だそうです。

こちらは中煎りということですが、個人的には中深煎りくらいの香ばしさとコクを感じました。

ブラジルだけでも3種類の豆があったので、飲み比べをしてみるのも楽しそうです。

【コーヒー豆情報】

エリア:セラード

農園:ベレーダ農園

品種:アララ

精製方法:ナチュラル

焙煎度:ミディアム

【感想】

最初に感じるのは、柔らかい酸味。

そのあとすぐに甘味がふわっと広がり、最後はコクと苦味をしっかりと感じられました。

こちらも冷めると口当たりが少しまろやかになり、甘味もより前に出てくる印象です。

ココナッツの甘味というのはあまりピンときませんでしたが、シナモンやアーモンドを彷彿とさせる豊かな香りが心地良い。

酸味・苦味・甘味・コクのバランスが良くて、飲む人やタイミングを選ばないコーヒー。

繊細ながらも深みのある味わいで、飲みやすいと思います。

家に常備しておきたいような、そんな毎日飲んでも飽きないような豆でした。

 

おすすめしたい人

「OGAWA COFFEE LABORATORY麻布台」は、こんな人におすすめ↓

・コクと甘味がしっかり感じられる中〜深煎りがお好きな方
・プロに豆選びや淹れ方などを相談しながら購入したい方
・自分だけのオリジナルブレンドを作りたい方

今回購入した2種類に共通して言えるのは、しっかりとした苦味と甘味、そしてコク。

バリスタの方も「小川珈琲はコクと甘味」とおっしゃっていましたが、実際に飲んでみると確かにそうでした。

濃度を低めに淹れても薄く感じないくらい、そのくらいコク深いコーヒーという印象です。

浅煎りでも酸味はマイルドで、けっこう苦味やロースト感も感じましたね。

酸味大好き!浅煎り最高!という方よりは、中煎りから深煎りのコーヒーが好きな方におすすめです。

また、酸味は苦手だけれど浅煎りを飲んでみたい、という方にも向いているのではないかなと思いました。

好みを言えばそれに合ったコーヒー豆をおすすめしてもらえるので、気軽に相談してみてください。

 

丁寧なカウンセリング

「OGAWA COFFEE LABORATORY麻布台」のおすすめポイントは、丁寧なカウンセリング。

“全然コーヒーについて詳しくないけど大丈夫かな……”

と不安になる方もいるかもしれませんが、全く問題ないので安心して行ってみてください。

私もなんとなくコーヒー通向けの店舗なのかなと思っていましたが、そんなことはありませんでした。

もちろんコーヒーに詳しい方はより専門的な話ができると思いますが、これからお家コーヒーを始めたい初心者の方にもおすすめです。

豆の特徴についてはもちろん、淹れ方や器具の選び方など、なんでも気軽に相談することができます。

迷っていると実際に飲んでみた感想などを丁寧に教えてくださって、急かされることもなく存分に悩むことができました。

質問をすれば打てば響くように返ってきますし、悩んでいるときはさりげなく選び方の提案もしてくれて。

コーヒーへの造詣が深いだけでなく、会話もとても上手だなと思わず感心してしまいました。

また、バリスタの方がおっしゃっていた「おいしければなんでもいいんです」という言葉がとても印象的で。

お店のこだわりを押し付けることなく、「おいしく飲んでもらえれば」という姿勢が素敵だなと思いました。

カウンセリング形式で豆を選ぶのは初めてだったので最初は緊張しましたが、とても楽しかったです。

 

お取り寄せ

「OGAWA COFFEE LABORATORY」さんのコーヒーは、オンラインショップで購入することも可能です。

実店舗に行く機会がなかなかないという方は、まずはお取り寄をしてみてはいかがでしょうか。

3種類の豆がセットになった、送料無料の「LABORATORY Trial SET」は初めての方にもぴったりだと思います。

<公式HPより引用>

その他にもドリップコーヒーのセットや、毎月3種類の豆が届くお得なサブスクリプションなどもあります。

支払い方法もクレジットカードだけでなく、「PayPay」や「Amazon Pay」も利用できるのでとても便利。

もちろん今回ご紹介した豆もオンラインショップで購入可能です!

 

OGAWA COFFEE LABORATORY

 

まとめ

今回は「OGAWA COFFEE LABORATORY麻布台」に実際に行ってみた感想と、購入したコーヒーの感想をまとめてみました。

今回飲んでみたコーヒー豆の特徴を簡単にまとめると、こんな感じです↓

【エルサルバドル】

・マイルドな酸味とまろやかな甘さ、芳醇な香り。

・ほどよいコクと苦味がありながらも、スッキリとした後味。

【ブラジル ベレーダ】

・酸味は控えめで、コクと甘さがしっかり。

・繊細でクセがなく、デイリー使いにぴったり。

まだ2種類しか試していませんが、品質の高さとお店のこだわりを感じられるコーヒーだなと感じました。

ちなみにコーヒー豆を購入すると、お会計を待っている間にコーヒーの試飲をさせてもらえます。

(種類を選べるわけではありませんが)

この日は、インドネシアの豆をコールドブリューで抽出したアイスコーヒーでした。

とても個性的で、なんとも表現し難い複雑な味わいにびっくり。

ほんの少しだけですが、次回の参考にもなるので嬉しいポイントです。

ちなみに「OGAWA COFFEE LABORATORY下北沢店」では、自分でコーヒーを淹れる体験ができるそうです。

(バリスタの方が他店舗の特徴についても教えてくれました)

こちらのコンセプトは“体験型ビーンズサロン”。

ハリオのスイッチやオリガミなど、たくさんの器具の中から好きなものを選んで淹れることができるみたいです。

とても楽しそうですよね。

3店舗それぞれで違ったコーヒー体験ができるようなので、ぜひ機会があれば足を運んでみてください。

 

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