生活

「皿を舐めるほどうまい」

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前回は「山形のだし」を作ってみたが、

今回は「千葉のなめろう」である。

なんだか最近、郷土料理に縁があるな。

「夏バテには山形のだし」
夏といえば、何を思い浮かべるだろう。 海?花火?風鈴?アイス?BBQ? いや、違う。 夏といえば、「夏バテ」一択である。 夏バテには「だし」。 「だし」という料理をご存知だろうか。 きゅうりやみょうが、なすやおく...

千葉県の郷土料理。

ところで、「なめろう」をご存知だろうか。

房総半島を中心に伝わる郷土料理で、“漁師飯”のひとつである。

ご飯のお供として、酒の肴として。

今や千葉県だけでなく、様々な地域で知れ渡っている料理だ。

家庭で、居酒屋で、食べたことがある人間も多いだろう。

小人はなめろうが好きだ。

新鮮な魚をたたいて味噌と絡めたものが、うまくないわけがない。

家庭料理としても愛されるようになってからは、

生姜やねぎ等の薬味を加えたり、酢や七味をかけたり等、

家庭によって様々にアレンジがされてきた。

なめろうは簡単に作れる。

家で生魚を扱うのは抵抗がある人間もいるだろうが、

なめろうは簡単に作れる。

意中のあの子を家に呼び、宅飲みを計画しているそこの君。

酒のつまみに、なめろうを作ってみてはどうだろう。

え?アヒージョやカプレーゼの方が洒落ている?

いやいや、違う。そうではないのだよ。

「小洒落たつまみを用意しておけば好感度が上がる」

と思ったら、大間違いだ。

宅飲みに求めるもの。そう、それは

<酒がすすむつまみ>だ。

つまり君は<アヒージョとカプレーゼ>ではなく、

<なめろうと塩の利いた枝豆>を用意しておくべきなのだ。

君の好感度は、きっと鰻登りだろう。

 

さて、なめろうの作り方である。

*材料*

 ・鯵(あじ)     2尾

 ・味噌       大1~2

 ・生姜(みじん切り) 小2

 ・大葉       3枚

 ・ねぎ       好きなだけ

魚は鯵が一般的だが、青魚ならなんでもよいだろう。

捌くのが面倒ならば、柵の刺身を買ってくれば簡単だ。

鯵を細かく刻み、調味料と薬味を馴染ませ、粘り気が出るまでたたけば完成。

さらにニンニクを加えれば、より酒がすすむことだろう。

自分好みにアレンジしてくれたまえ。

二等兵、なめろう丼を作る。

先日、二等兵が「なめろう丼」を作ってくれた。

小人からの好感度を上げるためではない。

ただ自分が食べたかったからだ。

とてもうまかった。

ぜひまた作って欲しいものである。

余ったら「さんが焼き」に。

ちなみに、「なめろう」を焼いたものが「さんが焼き」だ。

なめろうは日持ちがしないため、

もしたくさん作って余ったら、フライパンでこんがり焼くといい。

香ばしさが加わり、また違った味わいを楽しめるだろう。

 

「夏バテには山形のだし」
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