小人が普段飲んでいるものは、白湯だ。
朝のコーヒーと夕食後の緑茶以外は、基本的に白湯しか飲まない。
以前職場で「何を飲んでいる?」と聞かれ、
「白湯である」と答えたら、変な顔をされた。
ジュースの類を普段から飲んでいる人にとっては、
味のしないお湯を飲むなど、理解できかねるのだろう。
ルイボスティーやプーアル茶などを飲んでいた時期もあったが、今では白湯一択。
小人の成分のほとんどは、白湯でできているのだ。
我が家のケトルはお洒落である。
我が家でお湯を沸かす役に任命されているのは、ケトルだ。
最近、このBALMUDA様を我が家にお迎えした。
<公式HPより引用>
わたしは白でもいいと思っていたのだが、二等兵は黒だと言って譲らなかった。
確かに、黒一色のスタイリッシュな外見は、なんとも洒落ている。
ちなみに、白はこんな感じだ。
<公式HPより引用>
しかし、愛でられていたのは初日だけ。
次の日からはまるで馬車馬の如く、毎日小人用の白湯を入れるため、働かされている。
非常に可哀想である。
小人はそんなケトルを眺めながら、ふと疑問に思った。
「ケトルって、どうやって掃除するのだ?」と。
月に一度は掃除をしよう。
わたしは掃除の仕方を二等兵に尋ねてみた。
すると二等兵はこう言った。
「掃除などしなくてよいのではないか?水しか入れてないのだから」と。
はぁぁぁぁ。小人は深いため息をついた。二等兵では、お話にならない。
そこで調査に乗り出すと、なんと最低でも三ヶ月に一度、
できれば<月に一度>掃除するのが良いのだそうだ。
なんとひどいことをしていたのだろう。
小人は我が子を働かせるだけ働かせ、放置していたのだ。
これではいけないと、早速愛しの我が子を掃除することにした。
クエン酸さえあればいい。
必要なのは、クエン酸。なければお酢でもよいそうだ。
ケトルの汚れは、ミネラル分が固まってできた水垢(アルカリ性)。
つまり、酸性のクエン酸と中和させることにより、汚れが落としやすくなるのだ。
ここに、掃除の手順を記載しておこう。
①ケトルに満タンの水を入れる
②クエン酸を大さじ1,2杯入れる
③スイッチを押し、沸騰後1時間程度放置する
④湯を捨て、再度水を満タンに入れて沸騰させる
⑤湯を捨てて完了
とても簡単である。
Before▶︎After
実際に上記の手順で掃除をしてみた結果、こうなった。
<Before>
底の方が、点々と白い水垢で汚れているのがわかる。
<After>
見よ、この美しさを。
⑤の段階ではまだ少し水垢が残っていたのだが、
清潔な布巾でさっと拭いてやると、見事に綺麗になった。
あ、火傷には注意したまえ。
小人はまだ熱いのに手を突っ込んでしまい、危うく右手を失いかけた。
それにしても、こんな簡単に綺麗になるとは。
お湯を沸かすたびに気になっていたので、とても爽快な気分である。
ちなみに、わたしは家に常備してあるこのクエン酸を使用した。
よく見ると、真ん中に「電気ポットの洗浄に」と記載してある。
知らなかった。
さぁ、ケトルを綺麗にしよう。
ケトルの汚れは、人体に悪影響を及ぼすものではない。
故にたとえ放置したとて、死に至ることはないのだろう。
だが汚れが蓄積することにより、熱伝導率が悪くなったり、水が臭うようになったりすることもあるそうだ。
なにより、汚れたままではなんとも哀れである。
実際に試してみたが、放置するだけなので非常に手間がかからず簡単だ。
今日までケトルの汚れを見て見ぬふりをしてきた諸君。
さぁ、今こそ動き出すときだ。
コメント
[…] 「ケトルが汚れとる」小人が普段飲んでいるものは、白湯だ。 朝のコーヒーと夕食後の緑茶以外は、基本的に白湯しか飲まない。 以前職場で「何を飲んでいる?」と聞かれ、 「白湯で […]