アイスの進化は目覚ましい。
フレーバーひとつ取ってみても、昔より遥かに種類が増えている。
小洒落た店に行けば、フランボワーズやピスタチオなんかも置いてあるだろう。
ちなみにわたしはピスタチオ味が好きだ。うまい。
近年ではアイスの提供方法にも個性があり、
くるくると丸めたり、練ったり、叩いたり、歌いかけたりしているようだ。
4つの分類
ところで、アイスには明確な区分があることをご存知だろうか。
我々が食べているアイスというものは、この4つに大別できる。
- アイスクリーム
- アイスミルク
- ラクトアイス
- 氷菓
これらは「乳固形分」と「乳脂肪分」の含有量の違いによって、区分されているのだ。(上にゆくほど多い)
とはいえ、正直細かい数値に興味はない。
ただ、普段嗜んでいるアイスがどこに分類されるのかを知るのは、意外と楽しいものだ。
パッケージに記載してあるので、一度は見てみるとよいだろう。
スーパーカップは<ラクトアイス>
個人的には、冬に食べたいのが「アイスクリーム」で、
真夏に食べたいのが「氷菓」というイメージだ。
せっかくなので、スーパーやコンビニでよく見かけるアイスを分類してみた。
- アイスクリーム:「ハーゲンダッツ」「MOW」「PARM」
- アイスミルク:「雪見だいふく」「ジャイアントコーン」「パナップ」
- ラクトアイス:「スーパーカップ」「爽」「ホームランバー」
- 氷菓:「ガリガリ君」「シャビィ」「サクレ」
どうだろう?イメージ通りだっただろうか。
なんと言っても、肝は「スーパーカップ」だろう。
わたしはすっかり騙されていた。まさかラクトアイスだったとは。
お主はどう見てもアイスクリームだろうが。
疑り深い君たちのために、証拠写真を乗せておく。
爽とスーパーカップが同じ分類なのは、意外であった。
今後アイスを買う機会があったら、
ぜひ近くの人を捕まえてドヤ顔でこの知識を披露しよう。
牛乳そのまんまアイス
そういえば、先ほど冷凍庫を漁っていたら、この子を発掘した。
「牛乳そのまんまアイス」という、北海道産のアイスミルクだ。
たしか、去年のふるさと納税の品だった気がする。
ミルク感は強いが口溶けは軽く、スッキリとした後味が特徴的なこのアイス。
濃厚すぎず、さっぱりすぎずなので、万人受けするだろう。
大きさもほどよいので、お子さんがいる家庭にもおすすめだ。
ただ、24個(現在増量中で27個)も入っているので、冷凍庫に余裕がない方はご注意いただきたい。
到着から一年以上経った今でも、我が家の冷凍庫にはこの子が住み着いている。
氷菓といえば駄洒落
全然関係ないのだが、
「氷菓」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、
ガリガリ君でもサクレでもなく、米澤穂信さんの<古典部シリーズ>だ。
アニメ化や映画化もされいるので、「私、気になります!」のフレーズを一度は耳にしたことがあるかもしれない。
この記事のタイトルにピンと来た方は、氷菓をご存知の方だろう。
「氷菓」→「アイスクリーム」→「Ice cream」→「I scream」→「私は叫ぶ」
何が言いたいかというと、
わたしはこの駄洒落が、けっこう好きなのだ。