我が家では月に一度、
<チャーシューの日>を設けている。
月に一度のお楽しみ。
二等兵はチャーシュー丼が好きだ。
<鯖の味噌煮の日>は若干テンションが低いが、
チャーシューの日はどこか嬉しげである。
ではなぜ、月に一度だけなのか。
別に二等兵に対する嫌がらせなどではない。
うまいものというのは、決まって健康と相対するものだ。
普段は「野菜」や「魚」中心の食事を心がけ、
たまに何も気にせず、好きなものを食べる。
というスタイルを我々はとっている。
10年後、20年後も二等兵とうまいものを食べるべく、
メリハリをつけた食生活を心がけているのだ。
ちなみに、チャーシューの日の他にも、
<親子丼の日>や<ルーローハンの日>なども設けている。
チャーシューはもも肉派。
ところで、チャーシューに使用する肉は何派かね?
バラ肉派?肩ロース肉派?もも肉派?
小人は全部試してみたことがあるが、
最終的に「豚もも肉派」に落ち着いた。
若かりし頃はバラや肩ロースもいけたのだが、
老体に肉の脂は堪える。
今ではもっぱら脂身の少ないもも肉に頼りきりだ。
煮る前に焼く派。
チャーシューは使用する部位もそうだが、
調味料や工程もいろいろだ。
いろんな作り方や分量で試してきたが、
ようやく今の作り方が我が家のチャーシューになりつつある。
1日目↓
2日目↓
・豚もも塊肉 500g
・生姜 1かけ
・にんにく 1かけ
・水 200㎖
・醤油 100㎖
・酒 50㎖
・きび砂糖 50g
①フライパンで肉の表面を焼き付ける。
②鍋に調味料・生姜・にんにく・①を入れて火にかける。
③落し蓋をのせ、さらに鍋の蓋をして1時間煮込む。
④火を止めて、そのまま冷めるまで放置する。
とても簡単だ。
煮たまごも作る場合は、煮汁が冷めた段階で入れるとよい。
(固茹で派なら③の段階で入れても)
弱火でコトコト煮込むだけでうまいチャーシューができるのは、
「ル・クルーゼ」のおかげだろう。
かれこれもう5年以上の付き合いになる、
小人の相棒だ。
最近は「STAUB」に心変わりしつつある。
小人、煮たまご屋に憧れる。
チャーシュー丼に欠かせないのが、煮たまご。
小人はチャーシューよりも、むしろ煮たまごの方に自信を持っている。
包丁を入れると、中からトロッとした黄身が登場する瞬間がたまらん。
茹で時間はきっちり6分半。
水から茹でるのではなく、沸騰したお湯にたまごを入れる。
雑に入れると割れてしまうため、
まるで赤子をベットに寝かせるかの如く、
優しい手つきでソッと入れるのがポイントだ。
二等兵が毎回煮たまごを絶賛するため、
小人はいつか「煮たまご屋」を開こうと思っている。