6月に入り、なんだか一気に暑くなってきた。
湿度が高く、むしっとべたっとしているせいか、
実際の気温よりも高く感じる気がする。
小人は寒さにも弱いが、暑さにも弱い。
1年の中で小人がまともに稼働している時期は、
ほんの僅かなのだ。
小人は手を抜きたい。
急な暑さに言うことを聞かない小人の身体。
少し稼働しただけで、すぐにくったりとしてしまう。
小人は床の上に寝転びながら、思った。
「こんなときこそ“山形のだし”だ」と。
以前の記事で紹介した、「山形だし」。

火を使わずに作れるので、暑い日にはぴったりだ。
前回は出汁をとったり、共洗いをしたりと丁寧に作ったが、
今回はそんな気力はない。
小人は全力で手を抜くことを決意した。
「山形だし」手抜きver.
今回は出汁で漬け地を作るのではなく、
市販のめんつゆで漬けることにした。
そしてふと「白だしでもうまいかもな」と
二等兵と話していたことを思い出し、
白だしバージョンも作ることに。
2種類の味付けを比較してみようという魂胆だ。
ちなみに、今回使ったのはこの子たちだ↓
・きゅうり
・なす
・ピーマン
・長芋
・大葉
・とろろ昆布
はたして我々の心を掴むのは、
「めんつゆ」と「白だし」どちらだろうか。
長芋は入れるべし。
今回は冷奴にのせて。
前回入れなかった<長芋・なす・大葉>を使ってみたのだが、
入れたほうが断然うまい。
特に長芋はマストだ。
シャキシャキとした食感がたまらん。
めんつゆと白だし、どちらの方が良かったかと言うと・・・
正直、そこまでの違いはなかった。
二等兵はもはや気づいてすらいなかった。
しいて言うならば白だしの方がよりスッキリとしていたので、
さっぱり派はこちらがよいだろう。
味のしないものに乗せる場合は、めんつゆの方がいいかもしれぬ。
夏が来るから。
今回は山形だしを手抜きバージョンで作ってみたが、
適当に作ってもうまくなるので気軽に作れる。
ただ、共洗いや塩揉みをするなどして水分を抜かないと、
水っぽくなってしまうので気をつけたまえ。
今年の夏は、旬の夏野菜をたくさん食べよう。