これを食べると、
「今年も夏が来たぁぁぁぁ」
と感じる食べ物はなんだろう。
冷やし中華?そうめん?スイカ?かき氷?
どれも正解だ。
しかし、小人が一番夏を感じる食べ物は
ゴーヤチャンプルーである。
ゴーヤとの出会い。
小人とゴーヤとの出会いは、ずいぶん前のことだ。
そう、あれは小人がまだ小学生だった頃。
近所のA子ちゃんの家にお泊まり会に行ったときのことだ。
A子ちゃんの家はお金持ちで(彼女はいつもそれを自慢していた)
お泊まりの日の夕食は、それはそれは豪勢なものだった。
正直何を食べたのかはあまり覚えていないが、
唯一記憶にあるのが「ゴーヤチャンプルー」。
当時の小人はゴーヤというものを食べたことがなかったため、
その独特の味が強烈に印象に残ったのだろう。
苦いと思ったのかうまいと思ったのかは忘れてしまったが、
とにかく残さないよう一生懸命食べたことを覚えている。
ーーそしてその夜。
小人はお腹を壊して、自宅に強制送還。
お泊まり会は中止となった。
ゴーヤは栄養価が高い?
ところで諸君は、ゴーヤーの栄養価をご存知かね?
苦いから苦手という人間もいるかもしれないが、
実はゴーヤは栄養価がとても高い野菜なのだ。
ゴーヤーに含まれているもの↓
- ビタミンC
- カリウム
- 葉酸
- モモルデシン
- 食物繊維
「モモルデシン」というのはあまり馴染みがないが、
ゴーヤの苦味成分のことだ。
血圧や血糖値を下げたり、胃腸を整えたりしてくれるものらしい。
ビタミンCや葉酸などは熱に弱く水溶性なので、
- 長時間水につけない。
- 加熱は最小限に。
という点に気をつけなければならぬ。
ゴーヤは夏バテ予防に効果的なので、本格的に暑くなる前に食べようぞ。
かつお節は必須。
きっかけは忘れたが、あるときから我が家の夏には
欠かせない食材となったゴーヤ。
今年はまだあまり安くなっていないのだが、
我慢できずに買ってしまった。
はよ安くならんかい。
「スパム」を入れるとガツンとした塩気でよりうまいのだが、
高いし体に悪そうなので、我が家では豚肉を使用する。
参考にしているのは、白ごはん.comさんのレシピだ。
ちなみに我が家のゴーヤチャンプルーに欠かせないものは「かつお節」。
最後に上からファサッとするだけなので、ぜひお試しあれ。
食べ過ぎには注意。
今回調べてみて知ったのだが、
ゴーヤの食べ過ぎは良くないらしい。
先ほど紹介した苦味成分の「モモルデシン」。
胃の働きを促してくれる効果がある反面、
食べすぎると胃酸を分泌しすぎてしまい、
結果的に胃痛や下痢などの症状を引き起こしてしまうのだ。
1日1/2〜1本を目安に摂取しよう。
あの“魔のお泊まり会”の原因がゴーヤだったと、
数十年越しに判明した。