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コーヒー焙煎機3機種を比較|Kaffelogic・Kaleido・Sandboxを検討して選んだ1台

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今回は、20-30万円台で購入できる家庭用焙煎機「Kaffelogic Nano 7」「Kaleido M2 Lite」「Sandbox SMART R2」の3台を比較検討した内容をまとめました。

 

手廻し焙煎からのステップアップ

これまで1年ほど手廻し焙煎を続けてきましたが、再現性に限界があるのと、焙煎以外の作業負担が大きかったことから、ステップアップを検討し始めました。

検証のために自分で温度や時間を測りながら動画を撮影し、焙煎後はそれをもとにローストカーブやRoRを作成して……というアナログなやり方をしていたのですが、これがなかなか大変で。

記録が自動化できれば、もっと比較実験や分析、カッピングなどに時間を使えるようになるかなと思い、小型焙煎機への移行を検討したという流れです。

ちなみに手廻し焙煎は、フジローヤルが設計・監修したイワタニの「MY ROAST」を使用していました。

>>MY ROAST

 

基本スペック比較表

まずは今回比較検討した3機種の基本的な違いを表にまとめました。

項目 Kaffelogic Nano 7 Kaleido M2 Lite Sandbox Smart R2
焙煎方式 熱風式(流動層式) カーボンファイバー赤外線加熱+熱風 電気加熱式
推奨焙煎量(生豆) 100〜120g※ 100〜400g(最大500g) 200〜550g
焙煎時間の目安 約10〜12分 約6〜12分 約9〜13分
操作方法 本体操作・PCソフト PC接続(Artisan) スマートフォンアプリ(Bluetooth)
本体サイズ(幅×奥行×高さ) 12.5×12.5×28cm
※チャフコレクター装着時は高さ43cm
22×31.3×45.5cm 説明書:27.5×38×32.8cm
本体重量 3.6kg 14.5kg 説明書:12kg
消費電力 1,300〜1,400W 1,600W 900W
保証期間 2年 1年 1年
価格(税込) 239,600円 268,800円 337,000円

(※「BOOST Kit」を使用すれば、最小50〜60 gから最大180〜200 gまで焙煎可能)

家庭用として購入する際に気になるのが、本体サイズと重さ。

特に重さは、毎回窓や換気扇の近くに移動させて使うなら、けっこう大事なポイントです。

もちろん本体価格も重要な比較項目ですが、意外と見落としがちなのがランニングコスト。

表からわかるようにそれぞれ消費電力が異なるので、焙煎量によっては電気代の差も気になるかもしれません。

ちなみに3機種とも日本の家庭用電源(AC100V)で使用可能です。

 

それぞれの特徴と気になる点

ここからは私が調べていく上で感じた、それぞれの印象と気になる点をまとめました。

 

Kaffelogic Nano 7

>>KAFFELOGIC Nano7

焙煎初心者や手廻しからのステップアップにぴったりな一台という印象。

プリセットのプロファイルを使えば最初から完成度の高い焙煎ができるので、最初の一歩のハードルをだいぶ下げてくれそうです。

ボタンを押すだけで焙煎できるという手軽さもありながら、専用ソフトを使えばプロファイルを細かく設定・調整できるので、本格的に焙煎を学びたい人にもよさそう。

(ちなみに専用ソフト「Kaffelogic Studio」は購入していなくても公式HPからダウンロードできるので、使い勝手を事前に確かめておくのもいいと思います)

そして少量焙煎が可能という点も、焙煎条件を変えながら比較検証を繰り返し、好みのプロファイルを作っていくという目的には大きなメリットかと。

ただし焙煎量に関しては、既に豆の販売やカフェ経営などを考えていて、ある程度の量を一度に焙煎したい人にとってはネックになりそうですね。

(その場合でも、サンプルロースターとしてあると便利そう)

気になる点としては、「熱暴走」が起きると焙煎が停止してしまうことがあるということ。

これについては予防策もあるようですが、一応懸念点として。

 

Kaleido M2 Lite

SCAJ2026でM1SとM2Sの実物を見たのですが、想像以上にコンパクトでした。

ちなみに今回候補にしたのは「M2 Lite」の方ですが、M2Sとの大きな違いは操作方法とコントローラーの有無。

M2 Liteはコントローラーが付属しない、Artisan専用のモデルです。PCでArtisanを使うことに抵抗がなく、価格を抑えたい場合はこちらも候補になると思います。

Kaleidoは火力、排気、ドラム回転などの焙煎条件を細かく調整しながら自分なりの焙煎プロファイリングを追求できる点が魅力なので、本格的に学びつつ焙煎量を確保したい人に◎

気になる点は、やはり重さ。

見た目は想定よりも小さくて扱いやすそうに見えましたが、実際には15kgくらいあるんですよね……。

動かさずに使えるなら問題ないかもしれませんが、私は毎回換気扇の近くに移動させて使うことになりそうなので、これはやはりネックになりそう。

ちなみにこちらは楽天市場で購入できます↓

 

Sandbox Smart R2

自動焙煎の手軽さと、専用アプリによる調整の自由度を兼ね備えたバランス型、という印象。

焙煎量にも余裕があるので、趣味としての焙煎から販売まで視野に入れやすい焙煎機かなと。

今回比較した中で消費電力が一番低いので、電気代の面でも有利ですね。

気になる点は、毎回の掃除と定期的なメンテナンス。

特にドラムやファンなどは分解清掃が必要らしいので、この辺は実際にやってみないとどのくらい大変かわからないなと思いました。

また、スマホとのBluetooth接続で操作するため、焙煎中の接続の安定性も気になるところ。

ちなみにこちらも楽天市場で購入できます↓

 

購入する上で検討したポイント

こんな感じでそれぞれに良さがあるので迷いましたが、私が最終的に選んだのは、「Kaffelogic Nano 7」。

選んだ理由は、主に次の3点です。

  • 扱いやすさと導入のハードルの低さ: コンパクトで比較的軽量なため、設置や日常的な取り扱いがしやすい。
  • 少量焙煎で比較検証しやすい: 焙煎条件を少しずつ変えて試行錯誤したり、いろんな産地や精製方法の豆にもトライしやすい。
  • 本格的に焙煎を学べる:プロファイルの編集や焙煎ログの分析に対応しており、焙煎結果を振り返りながら経験を積める。

より細かな焙煎条件の調整が可能なKaleidoと悩みましたが、現段階では扱いやすさと基本的な焙煎技術の習得、そして無理なく始められることを重視した結果、Kaffelogicを選びました。

次回の記事では、実際に「Kaffelogic Nano 7」を使用してみた感想をまとめたいと思います。

タタン

ラテアートや自家焙煎にも挑戦中。

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